音楽雑記帳 I feel fine

好きな音楽や所有している楽器の事、自身の音楽活動などを中心に色々書いています。

Gibson Les Paul Traditional 2013

Gibson Les Paul Traditional(ギブソン レスポール トラディショナル)2013年製

2013年11月購入

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<仕様>
ボディ AAメイプルトップ/マホガニーバック
ネック 柾目の50sラウンドマホガニーネック
ローズ指板/ミディアムジャンボ22F
Fピックアップ 57 Classic
Rピックアップ 57 Classic Plus
ストップテイルピース+TOMブリッジ

<特徴>
ネック形状は太い50sラウンドネック。
材の組み合わせによって重くなりすぎないように調整されたウェイトリリーフの無い完全ソリッドボディ。
コンデンサにオレンジドロップを採用し、よりスムーズで滑らかなハイカットコントロールを実現。

 

<購入記>
ギブソン レスポールといえばエレキギターの王様、キングオブエレキと言っても差し支えないでしょう。

自分もこの歳になって若い頃に欲しかったギターを少しずつ中古等で手に入れられる様になり、やはり最後には持ってみたいギター、コレクションのラスボス的な存在と考えていたのがギブソンレスポールでした。

一昔前はアメリカとの為替の関係もあり、スタンダードグレードでもとても手が届かないお値段でしたが、円安のお陰で最近は大分購入し易くなっています。

数年前に御茶ノ水の大手楽器店ギブソンコーナーを覗くと、レスポールトラディショナルが20万円弱で展示されており、ずいぶん安くなったなぁと驚きました。

ギブソンレスポールを手に入れるなら、トラディショナルタイプが良いと思っていたので、購入に向けてコツコツ積立してく決心をその時したのでした。

そうした翌年の春、吉祥寺の楽器店を覗くと、決算セールで新品のギブソンレスポールトラディショナルがなんと138,000円に!

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 これならちょっと無理すれば何とかなる金額。その場で店員さんに試奏をお願いし、手に取って見ると、虎杢はかなりおとなし目であまり目立たず、弾いた感じは・・。

あれ、これがギブソンレスポール? 完璧に調整されていないせいかもしれませんが、国産の標準ギターとあまり変わらない、普通な感じでした(;^_^A

その後数日検討した結果、購入は見送りに。

やはりある程度の金額を出さないと納得のいく物は買えないのかと、少々購買欲もしぼんでしまいました。

 

そんな中、その年の11月についに出会ってしまったのです。

平日の空き時間、お茶の水の楽器店を何軒か覗いていると、大手楽器店アネックス館にギブソンレスポールが所狭しと展示されていました。

トラディショナルも5~6本並べられていて、その中でも目に飛び込んできたのが、はっきりとワイルドに浮き出たトラ杢の1本、まさに自分好みの木目でした。

値段を見てさらにビックリ、前回検討した決算セールのトラディショナル価格に数万円を足せば変える金額!

思わず店員さんに「なんでこんなに安いんですか、アウトレットか何かですか?」と聞いていました。

店員さん曰く、いいものを探し出して、なるべく安く提供したいという店長の方針との事。

早速試奏をさせてもらい、間近で現物を確認。どこを見てもキズ一つ無い綺麗な新品で、見る角度によってトラ杢が濃く浮き出てくる、まるでホログラムの様な木目。正直、弾いた感じはどうでもよくて、その姿に一目惚れしたのでした。

その時は持ち合わせも無く、週末に引取る約束で、取り置きに。

当分の節約生活を覚悟の上お金を準備し、週末お茶の水へ向かいました。

考えてみるとこのシチュエーション、若いころに憧れていた事なんですよね。

お茶の水の楽器店で高額ギターを取り置きしてもらって、週末に引取りに行く。それもあのギブソンレスポールを。

この年になってようやくそれが叶うとは(^ ^)

帰りの電車でギブソンのギターケースを抱えながらワクワク。こうゆうのっていくつになっても嬉しいものですね。

駅に着くといてもたってもいられず、途中でケースを開けて眺めてしまいました(^◇^;)

太陽の下で鮮やかに浮き出るトラ杢を見て、思わずパチリ!

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 レスポールさん、ようこそ我が家へ。